ムダ毛の処理って、こまめに行うのはとても面倒くさいですよね。自分で脱毛するとお肌が荒れたり、毛が埋まってしまう埋没毛になったり、自己処理ならではのトラブルがつきものです。
そこで今回はムダ毛処理に困っているあなたのために、家庭用脱毛器を使って自宅で行う「セルフ脱毛」と、研修や経験を積んだプロがエステで行う「サロン脱毛」を分かりやすく説明します。
より脱毛効果が得られるやり方も合わせて解説しますので、脱毛に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

セルフ脱毛とサロン脱毛を徹底比較

セルフ脱毛の方法には、家庭用脱毛器を使った脱毛やワックス脱毛、毛抜きを使った脱毛があります。
今回は埋没毛になりやすいワックス脱毛や毛抜きを使った脱毛は除外して、家庭用脱毛器を使った脱毛とサロン脱毛との違いを見ていきましょう。
セルフ脱毛
家庭用脱毛器には、レーザー脱毛器とフラッシュ脱毛器(光脱毛)が出回っていますが、使いやすさ・痛みが少ない・1回の照射面積が広いという理由からケノンなどのフラッシュ脱毛器がよく使われています。
家庭用脱毛器はパワーが弱めに設定されているため、2週間に1度程度の施術が可能です。もちろん効果には個人差がありますが、1~2年程度でツルツル肌の実感ができます。
セルフ脱毛のメリットは、他人に見られることなく、自分の好きな時間に少しずつ脱毛ができることです。
デメリットは、パワーが弱いため効果を感じにくいこと、自分では見づらい背中やうなじなどの脱毛が難しいことが挙げられます。
サロン脱毛
脱毛サロンでは、光脱毛(フラッシュ脱毛)を使用しているエステがほとんどです。光脱毛は、細かく分けるとIPL式・SSC式・SHR式などがあり、サロンによって導入している方式やマシンが異なります。
脱毛方式 | 痛みの感じ方 | 産毛や白髪 | 完了までにかかる期間 |
---|---|---|---|
IPL式 | 輪ゴムで弾かれたような痛み | 黒いものに反応するため、産毛や白髪には効果が薄い(ホクロやタトゥーは避けて施術) | 約3年(2~3ヵ月に1回の施術) |
SSC式 | 痛みが少ない | IPLと同じで黒いものに反応するので産毛や白髪には効果が薄い(ホクロやタトゥーは避けて施術) | 約2年(1ヵ月に1回の施術) |
SHR式 | 肌がほんのり温かく感じる程度 | 産毛や白髪、ホクロ毛にも対応(日焼けした肌にも施術可能) | 最短で半年(2~4週間に1度の施術) |
サロン脱毛はプロが施術を行ってくれるので費用はかかりますが、使用しているマシンは家庭用脱毛器よりもパワーが強く、家庭用脱毛器より早くムダ毛が抜けていくのを感じられます。
サロン脱毛のメリットは、全身脱毛が行えること、照射面積が広い・連射が可能なマシンがあるため1回の施術時間が少なく済むことなどです。
デメリットは、人気サロンほど希望日時の予約が取りにくかったり、全身脱毛の費用が高額になることが挙げられます。
セルフ脱毛とサロン脱毛の効果的なやり方

セルフ脱毛でもサロン脱毛でも、火傷などの肌トラブルを避けて効果を実感するために気をつけるポイントがあります。時間やお金をかけるのだから、脱毛効果もしっかり感じたいですよね。
セルフ脱毛のポイント
- セルフ脱毛をする前に、電気シェーバーなどで脱毛部位のムダ毛を処理しておきましょう。
- はじめは弱めの照射パワーから始めて、2~3回と慣れてきたらパワーを上げていけば、痛みにビックリすることが少なくなります。
- 脱毛器から照射される熱はとても高温です。施術前・施術後はよく冷えた保冷剤を清潔な布で包み、施術部位をしっかり冷やしましょう。施術前によく冷やしておくと痛みを感じにくいメリットもあります。
- 施術後は、施術部位の乾燥を防ぐためにも刺激の少ない化粧水や、クリームなどで保湿しましょう。外出の多い人はUVケアもこまめにすることをおすすめします。
- 2週間に1度程度の間隔で脱毛をすれば、早い方なら3~4回目くらいで脱毛効果を実感することができます。
サロン脱毛のポイント
- ほとんどの脱毛サロンでは、施術前までに脱毛部位のムダ毛を処理してから来店することになっています。事前に処理をしておきましょう。
- 施術部位の乾燥が激しいと痛みを強く感じることがあるため、施術をお断りされることがあります。刺激の少ない化粧水やクリームで保湿するなど、日頃から肌の乾燥に気をつけましょう。
- 施術当日は、火傷などの肌トラブルを防ぐため、自宅でも施術部位をしっかりと冷やすようにしてください。
- サロンで導入している多くの脱毛マシンは、日焼けした肌への施術ができません。外出が多い人は、日焼け止めや日傘、UV効果のある服などで日焼けしないようにしておきましょう。
まとめ

セルフ脱毛もサロン脱毛も、それぞれにメリットやデメリットがありますが、効果や手軽さなどの優先順位を決めて照らし合わせていくと、どちらが自分に向いているのか分かってきます。
いずれにせよムダ毛をほっておくのはおすすめできません。ムダ毛のない、ずっと触っていたくなるようなツルツルでスベスベ肌を目指しましょう!