髪をアップにした時、浴衣を着た時などに気になる「うなじのムダ毛」。うなじは、ふとした時に他人の目に触れやすい箇所ではあるものの、自分では見えづらく、ムダ毛の自己処理が難しい部位ですね。
うなじを常にキレイに保ちたいなら、脱毛サロンや脱毛クリニックでケアするべき。今回は、うなじ脱毛にかかる費用や回数、人気の形について解説します。

目次
うなじ脱毛の範囲は?どこからどこまで脱毛できる?

うなじ脱毛の一般的な施術範囲は、うなじ部分から首の付け根あたりまでです。
脱毛サロン・脱毛クリニックでは、うなじ脱毛と襟足脱毛が1つのコースにまとまっている場合と、別のコースに分かれている場合があります。別のコースに分かれている場合では、うなじ脱毛の施術範囲に襟足が入らないので注意しましょう。
特に、うなじの毛が濃い人はうなじと襟足との境界線がわかりにくいため、どこまでがうなじ脱毛の範囲になるか確認しておくと安心です。
うなじと襟足の具体的な違いは?
そもそも、うなじと襟足は厳密には違う部位として考えられています。うなじは首の後ろの部位を指しますが、襟足は髪の毛の生え際のこと。襟足はうなじに比べて1本1本の毛が太めです。
脱毛サロンや脱毛クリニックでは髪の毛の脱毛はできません。毛が細いうなじや襟足の細い毛が集まっている部分は脱毛することができますが、髪の毛のように太い毛がある部位は基本的には施術することができないのです。
うなじ脱毛を検討している方は、無料カウンセリング時などに気になっている部位をきれいに脱毛できるか相談しておくことをおすすめします。
うなじ脱毛にかかる脱毛回数と脱毛料金の相場は?

うなじは、腕・足・ワキなどと違って、色素が薄くて細い毛が密集している部位です。背中の脱毛と同じように、脱毛完了までの期間が比較的長くかかりやすい傾向にあります。
脱毛効果が実感できるまで、脱毛サロンなら8回以上、医療脱毛クリニックなら5回程度の施術回数がかかります。うなじ脱毛の料金相場は脱毛サロンなら2~3万円、クリニックなら3~5万円です。
うなじは脱毛効果が出にくい部位なので、5~8回の回数制プランよりも回数無制限のコースを選ぶほうが良いでしょう。
うなじ脱毛で人気の形は?

脱毛サロンや脱毛クリニックのうなじ脱毛では、うなじを自分の好きな形に整えてもらうことが可能です。本格的に施術を始める前にヒアリングされるので、どんな形のうなじにしたいか事前に考えておきましょう。
うなじの形には以下のようにいくつかの型があります。人気なのはナチュラルな仕上がりのW型デザインでしょう。
U型
生え際がU字のラインを描くように整えます。若々しさを演出してくれますが、極端にU字の弧を描いてしまうと逆に子供っぽく見えてしまうこともあります。
W型
生え際をWのラインを描くように整えます。もともとうなじがWの形をしている女性が多いので、形を極端に変えることなく、整える程度でキレイなうなじを作れます。大人っぽい印象を与えてくれることも。
MW型
MとWを組み合わせたような形に整えます。首を細く長く見せる効果が期待できます。
うなじ脱毛をするときの2つの注意点

うなじ脱毛には、うなじの部位ならではの注意点があります。以下の2つを紹介ますので覚えておきましょう。
うなじ脱毛中は紫外線対策を徹底しよう
うなじは体の中でも皮膚が薄く、日焼けしやすい部位なので、脱毛期間中は紫外線対策をしっかりと行う必要があります。
うなじが日焼けしてしまうと、肌の状態によっては施術を断られてしまうことがあります。普段から徹底した紫外線対策を心がけましょう。
施術を受けることができたとしても、日焼けした肌では脱毛効果が軽減するほか、施術中に痛みを感じやすくなる傾向があります。
ツルツルまで脱毛してしまうと逆に不自然になる
うなじの場合、ツルツルになるまで完璧に脱毛してしまうと逆に不自然に見えてしまうこともあるので、脱毛のしすぎには注意が必要です。
また、脱毛した部位は簡単には戻せないので、うなじの形は慎重に考えましょう。もし、どんな形にするか悩むなら、脱毛前に理容室などでうなじをシェービングしてもらって、自分に合うか確かめてみても良いですね。
まとめ

うなじ脱毛をすれば、浴衣や背中が開いたファッションを楽しんだり、アップヘアにしてうなじをきれいに魅せることができるのでおすすめです。もちろん、自己処理の手間も省くことができます。
脱毛サロン・脱毛クリニックでは、全身脱毛コースにうなじ脱毛が含まれているところもあります。うなじと一緒に他の部位も脱毛したい人は、ぜひ全身脱毛もチェックしてみましょう。